夫または妻が浮気をしていると知ったら配偶者に対して怒りを覚えるとともに、浮気相手がどこの誰なのか、その相手にも怒りを覚える事でしょう。

興信所に行って浮気調査の依頼をするのは浮気の有無を確認するために効果的です。浮気の有無が確認でき、もしクロであれば「制裁」すなわち「慰謝料を請求する」という段階を検討する事になります。

浮気相手に制裁をするための身元調査

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浮気調査の依頼をして配偶者の浮気が分かった場合には配偶者やその浮気相手に対して制裁をしたいと思うのは当然のことかもしれません。

もし相手が浮気をしていた場合には同時に浮気相手の身元調査も行います。

身元調査によって判明するのは「住所」「氏名」「どこ勤務」「関係性」などです。これらの情報をもって慰謝料請求の手続きを開始します。

この際に浮気の証拠となる写真やビデオを興信所に入手してもらいます。

まずは示談から

こちらから相手の社会的地位や年収を勘案し慰謝料の額を決めて弁護士帯同で話に臨みます。開き直り、証拠が無いなどの状況に備えて興信所に証拠を撮って貰っているのでこの点は問題ないでしょう。

慰謝料の請求は可能ですが相手がその額を支払うかは、支払う能力があるかはまた別です。浮気の慰謝料の相場は一般的に200万円と言われているので、そこをベースに考えましょう。公務員など立場のある人間の場合は500万円支払ったケースも見られます。

このような示談に応じない場合は裁判所で戦う事になります。裁判所で戦うということは「コト」が公になる事ですので、それを嫌がって示談に応じるケースもあります。

浮気の慰謝料は配偶者と浮気相手に

浮気をすると言うのは不貞行為であり浮気をしている旦那や妻だけでなく、その浮気相手に対しても慰謝料を請求することが出来ます。

① 浮気相手にだけ慰謝料を請求する

浮気相手にだけ慰謝料を請求する事も可能です。この場合は配偶者は許してやるという事になり家庭を継続する事になります。

浮気相手を制裁する事で2度と近づかせない、2度と目の前に現わせない効果があります。

② 浮気相手と配偶者に慰謝料を請求する

どちらにも慰謝料を請求する事も可能です。この場合、配偶者とは離婚するという決断になります。