その男性とはお見合いパーティーで知り合いました。
見た目はいたって普通の人で優しい雰囲気が出ているのが印象的でした。
会話をしてみると話も合いましたし、趣味も似ていたりして一気に親近感を持つように。
自然にお付き合いをするようになり、男性にはあまり縁のなかった私はとうとう結婚ができるかもしれないと思って内心とても喜んでいたのです。
疑問が疑念に、、身元調査のきっかけ
仕事について聞くとはぐらかされる
ただ、交際をしている時にちょっとおかしいなと思うところがいくつかありました。
例えば、彼の話によると仕事は少しお堅いところに勤めており、役職についているという風に聞いていました。
でもその割に平日にやたら時間があったりして、「役職だからむしろ自由な時間が多いのかな?」とも思ったこともあったのです。
気になりますからちょっと仕事のことについて聞いたりしたのですが、でもその都度はぐらかされてしまって不思議に思ったことがあります。
お金の払いが良くない
食事の会計をしてくれないのも気になっていたこと。
会計の時になるとトイレに行ったり、「電話をしてくるから会計をしておいて」など、彼がお金を出すところをあまり見たことがなかったのです。
親を紹介してもらえない
そして不信感が強くなった極め付けは彼の親を全然紹介してくれなかったことです。
挨拶をしたいと言っても、「今度ね」という一言でいつもはぐらかされてしまい、「本当に結婚をしてくれるのだろうか?」と不安を感じていました。
身元調査を行った体験談
そんな不信感が高まった時に、いけないと思いつつも依頼したのが身元調査。
彼のことを疑っているわけではなかったものの、でも腑に落ちない気持ちを抱えたままでいるのも嫌でしたから興信所に依頼をしたのです。
何が隠されているのかは分からなかったですが、気持ち的にはとにかくシロであって欲しいと思っていました。
ところが調査の結果を聞いた時にはショックでした。
色々なところに嘘があり過ぎてパニックになりましたが、まず彼の仕事はまるで嘘でただの派遣社員だったのです。
しかも週の半分程度しか働いておらず、それゆえに自由な時間もあったようです。
お金の面に関しても経済的に余裕がないようで、そんなこともあって私に支払いをさせることが多かったとのこと。
ただそれだけならまだ許せる気持ちがありましたが、許せないと思ったのが他にも付き合っている女性がおり、しかも4股というではないですか。
私はその内の一人というだけで良いように利用されていただけ。
結婚などする気もなかったでしょうから怒りの気持ちしかなかったです。
もちろんその後に怒りをぶちまけて別れてやりましたが、大きな被害に遭う前に正体に気付くことができたのが唯一の救いでした。
